2021年5月のブログ記事

  • 狭山茶

         「四君子」をモチーフにしたステンドグラス。国の有形文化財建物「旧石川組製糸西洋館」のステンドグラスが100年の時を経て修復され早速見学に行きました。梅、蘭、竹の次は、菊ではなく茶の花と実が図柄になっていて意外。でもここは入間という昔からの茶どころ、納得です。外国商人を迎える迎賓館の役割を... 続きをみる

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  • 大判•小判•姫小判

    コバンソウが放置された花壇に乱れ咲き。以前は珍しい草とばかり探し歩いたものですが今やあちこち放置された荒地に小判をぶら下げています。我が団地の芝生にはこの数年ヒメコバンソウが米粒状の実を付けています。東北地方で出会うゴウダソウ(ルナリア)はオオバンソウとも言われ貴重なドライフラワーになりますが当地... 続きをみる

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  • ハコネウツギ

    箱根には自生種がなく海岸近くに多いというが、何故かハコネウツギ。庭木に重用されています。白から赤に色づく頃いよいよ梅雨のはじまりです。 ハコネウツギ 花筒を膨らませ 白から赤に 厚い葉に守られて 梅雨空に際立つ

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  • スイカズラ

    雨もよいの重い空気を通して漂ってくるいい香り、藪を覗くと早く気付いてとばかりスイカズラの花が金銀に色付いています。咲きたての純白も品がありますが薄黄色に変色して金銀混ざり合う頃も香りが増し艶めきを感じます。 スイカズラ 香りを発散 金銀の上唇を立て 繊細な雄蕊が覗く あでやかな笑みが

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  • カキの花・ウメの実

    早くも入梅のニュース。気が付けばカキの花が枝にびっしり。そのうち樹下に雄花が落ちてカキの花の絨毯になるでしょう。なん%の雌花が残って美味しい実になるのか潔い雄花の散り様に拍手。ウメも忘れる事なく入梅の時期を知らせてくれます。 早くも西から 入梅の知らせ 曇り空を仰ぎ見 時期の花や実の 早い成長に気... 続きをみる

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  • ブラシノキ

    名前の通り、コップを洗うブラシのように咲くブラシノキ。学名でいうとカリステモン。真っ赤なオシベが密に。低木ながら枝いっぱいに開花、穂を立てています。花後の硬い実が軸につく姿も異様な感じ、火中で燃えないと発芽しないと聞きましたがこれも異様。何か情熱的な樹木です。 ブラシノキ ブラッシングして 身を削... 続きをみる

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  • ヘラオオバコ

    トンガリ帽子をかぶったオシャレな妖精の集団?ヘラオオバコの花が一斉に花粉を飛ばしています。河川敷の斜面、セイヨウカラシナが花を終え実を飛ばす頃になると我も出番とばかり一面ヘラオオバコが背伸びしてきます。 抜きん出て 背を伸ばし とんがり帽子 縁飾り自慢の ヘラオオバコの花

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  • 円空仏

          円空祭で三体の円空仏を5月初めの三日間一般公開する近くの寺院。荒く彫られたお顔はふっくらした笑みを湛え見つめるほど心が穏やかになります。円空が滞在したといわれのある江戸期以前の古寺ですが今は密集した住宅に囲まれています。丁度3日の憲法記念日に市民による9条の条文を刻んだ「平和の碑・憲法... 続きをみる

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  • ハンカチノキ

    ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ) ミズキ 初夏に移ると何故か白い花が目立つようになります。白いハンカチを振るような苞が丸い花を守り風に揺れています。ナンジャモンジャとユーモラスな愛称を持つヒトツバタゴも早くも満開、大きい葉を広げた上に地味な花を鎮座させるミズキ。いつの間にか季節は巡っています。 出... 続きをみる

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  • アカバナユウゲショウ

                    通りがかりの荒地、アカバナユウゲショウのお花畑に変身。夕化粧とはいえ昼間の強い日差しにすっかり身を整えて強い外国生まれです。近くの寺院ではコロナ禍を見据えてか仁王門から出た金剛力士が本堂前にきっと睨みをきかせています。 アカバナユウゲショウ ぽちっと咲けば艶っぽく ... 続きをみる

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