2021年4月のブログ記事

  • 野草の宝庫・キンラン

    キンラン マムシグサ   アマドコロ ホウチャクソウ   ジュウニヒトエ 野草好きにはたまらないある大学同窓会が維持管理する自然観察林。歩くと林の中あちこちに花をつけ葉を広げて見て見てと声を掛けて来ます。さわさわとなる葉ずれの音、頰を撫ぜる優しい風、一人の逍遥でコロナ禍も忘れがち。 ひっそりと生き... 続きをみる

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  • 倒木更新

                  戦場ガ原からブナの森〜湯滝をハイキング。たまにすれ違う人も一人歩きで自粛のせいか黙々と、こんなに静かな奥日光初めてです。台風によるものか寿命が尽きたのか随分倒木が目立ちます。死しても芸術的なオブジェのよう。樹の芯まで崩れても倒木更新の幼樹が逞しく立ち上がっています。 標... 続きをみる

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  • ササバギンラン

                    去年の5月連休中に見つけたササバギンランの芽出しの場所、秘密の場所に出会ったようにうれしくなりました。今年まだ早いかなと思って行って見ると、仲間が増えて半開きの清楚な花がいっぱい。嬉しい限りです。 ササバギンラン 華麗な名を持つ金蘭銀蘭の 仲間内だが暗い樹下に 潜む... 続きをみる

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  • マツバウンラン

                  ゴマノハグサ科からオオバコ科に引っ越してきたマツバウンラン。とみに増えてきました。松葉のような細い葉、海蘭に似た唇形の小さな花が細く固い茎に並びます。か弱そうにみえてなかなかどうして根強く生きる帰化植物です。 唇形の花を揃え 春の風にそよぐ マツバウンラン 何を伝えたい... 続きをみる

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  • ウラシマソウ

    土塁が囲む城跡 下野児山城跡を散策。鎌倉時代に築城され江戸時代に廃城になったとか。建造物は何もないが本丸だったという窪地は高い樹々に覆われ、土塁跡や水堀跡がはっきり地形を残しています。樹々が影を落とし、さわさわとなる風が昔を語るよう。誰一人いない中を歩きながら好きな植物探索。ウラシマソウを見つけま... 続きをみる

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  • トキワマンサク

                    トキワマンサク(シロバナ)、赤いのはベニバナトキワマンサク、近所にこの垣根が目立つようになりました。葉が密生し花も密に咲くので垣根に適しているのでしょうか。ベニバナは華やかで目立ちますが、シロバナに出会った時は何かしら眼に優しく感じられます。 トキワマンサクの植込み... 続きをみる

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  • ヤマブキ

                 シロヤマブキ ・・・「蓑(実の)一つだに無きぞ悲しき」と謎かけされたは八重のヤマブキでしょうか。一重のものは花の後黒い実が5つ行儀よく付きますが八重は実無し。そっくりでも属が違って葉が対生のシロヤマブキは花弁が4枚実も4個、清楚な感じです。同属で白い花弁のヤマブキをシロバ... 続きをみる

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  • クヌギの花盛り

    どっしりとした幹を仰ぐと大きく広げた枝いっぱいにぶら下がるクヌギの雌花雄花、青い空を覆っています。樹皮の裂け目がコナラに比べゴツゴツとんがった感じで見分けるのですが、ドングリの秋になれば歴然樹下を覆う実の形で区別がつきます。丸いクヌギのドングリで独楽回しした記憶がよみがえります。 盛り上がった土塁... 続きをみる

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  • モッコウバラ

                    ちょっと早くない?と思う位もうモッコウバラの垣根が花を開かせています。いつ通っても住人に会う事もない広い屋敷、それでも花は通る人に微笑みかけてくれます。 モッコウバラに かこまれた屋敷 うがう庭内には 人の気配も無く ただ花の精あるのみ

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